薬局リレーブログ ウイング調剤薬局 実習生インタビュー編

梅雨入りしたのがウソのように、爽やかで過ごしやすい日が続いていますね。
そんな今日のリレーブログはいつもと少し趣向を変えて・・・
 
現在、伊丹にあるウイング調剤薬局へ武庫川女子大学薬学部の学生さんが実務実習に来られています。
せっかくなので、インタビューさせてもらいました。
突然のお願いにも関わらず、素敵な笑顔で迎えてくれました。よろしくおねがいします!
     
 
―まず、大学進学の際、薬学部を選んだ理由を教えてもらえますか?
もともと子供の頃から、医療分野に興味があったんです。
中学校から武庫川女子大学付属の学校に通っていたので、大学は決めていました。学部選びのときに、医療系は
薬学部か食物栄養学科のどちらか。薬品への興味もあったので、薬学部を選択しました。
 
―調剤薬局のイメージは、実習前と現在とでは変化はありましたか?
実習が始まって1か月ぐらいですが、思っていたより頭を使わないといけないんだなぁというのが、正直な感想ですね。
商品名が多すぎて、覚えるのが大変です。
 
―そのほかに実習中、大変だなと思うことってありますか?
医師との付き合い方だとか、患者さんとの接し方。しっかり気を配らなくてはいけないので難しいな、と思います。
 
―逆に楽しいとか嬉しいと感じたことは?
薬の勉強は学校でできますが、実際に業務で使用する機械類に触れることはないので、分包機などを使うことが
できて嬉しかったですね。とても勉強になります。
 
―これまでの実習で特に興味を惹かれたことは?
私はまだ全然できないんですが、処方解析ができるようになれば楽しいだろうなぁと思っています。
 
―指導薬剤師や、他のスタッフはどのような印象ですか?
実習が始まる前はどんなところなんだろうと、不安がありました。女性ばっかりで、ギスギスしてるんじゃないかな、
とか(笑)始まってみると皆さん仲が良く、いい雰囲気で安心しました。また、若い方が多いので、話もしやすいですね。
 
―実習前と現在でなにか心境の変化はありましたか?
就職先として、実習前までは病院を考えていて、薬局というのは選択肢になかったんです。でも、実習が始まってみて、
薬局への就職というのも視野に入ってきました。
 
―将来はどのような薬剤師になっていきたいですか?
患者さんから信頼してもらえるような、患者さんに「心を開きやすいな」と感じてもらえるような薬剤師になりたいです。
 
―ありがとうございました。
終始笑顔で、ひとつひとつしっかりと考えながら答えてくれました。
 
続いて、指導薬剤師として実習指導をしている薬局長にもお話を聞かせてもらいました。
 
―そもそも実習ってどんなものですか?
11週間の期間を使い、「医療人とは」という話から始まり、薬剤師としてのスキルを身に付けてもらいます。
 
―実習指導にあたって、特に気を付けていることは?
当然のことですが、きっちり正しいことを正しく伝える、ということです。また、できるだけ上から押し付けるような教え方
にならないように、と気を付けていますね。自身で考えて学んでもらうことが大切なので。
 
―実習生はどんな印象ですが?
おっとり、マイペース。良くも悪くも今時の子だなーと。
 
―実習受け入れによって、自身の中で何か変化はありましたか?
やはり教える立場になると、何事も一からになるので、自身を振り返ることになります。襟を正して業務にあたらなければ、
という気持ちになりますね。
 
―実習生に是非伝えたいこと、身に付けさせてあげたいことは?
自己研鑚の大切さに気づいてほしいです。薬剤師は自分から勉強していかなければならないので。
 
―最後に薬学生へのメッセージをお願いします。
前問の答えと重複しますが、しっかり学ぶという気持ちを持ち続けてほしいです。薬剤師にゴールはありません!

お二人とも、お忙しい中ありがとうございました!