薬局リレーブログ グランエール調剤薬局 コロナ禍のおうちでの過ごし方-メダカツ 編

「メダカツ」ってご存知でしょうか。
目立つトンカツ?映えるトンカツではないですよ。
メダ、めだ・・・寝だめ? いえいえ違います。
ベランダやお庭でできます。
メダカツ、メダ活、メダカ(飼育)活動です。

 

「○○活」という言葉、てっきりコロナ禍での巣ごもり生活のなかで急に増えてきた言葉かと思っていましたが、実はもう30年前から着々と増えてきていた言葉なんですね。
最近新しく聞いたのは、「ポイ活」ですが、「捨て活」、「ラン活」・・・遡れば、○○活の元祖と言える「就活」が生まれたのは、1995年ごろ。そして、99年発売の“現代用語の基礎知識2000年版”に初めて収載されたそうです。あら、99年に世に出たなんて、私と同期じゃないの(99年生まれと言いたいところだけど就職したのが99年でした)。
その後2010年ごろまでに「ソー活」、「婚活」、「ヲタ活」、「終活」、「保活」など人生や家族の生活を左右するかもしれない重大そうな活動をさす用語だったのが、それ以降現在に至るまでには、「涙活」、「腸活」、「温活」、「菌活」、「眠活」というような、もう少しライトな「今楽しみながら勤んでいるもの」を指すような用語に変わってきているようです。「メダ活」も後者よりの活動ですね。

メダカがうちにやってきたのは、昨年7月。何の相談もなく息子が学校からメダカをもらってきました。
魚なんて飼育したことがないので、とりあえずタッパーに入れたものの、タッパーは不憫なので週末水槽を買いに行き、エサを買い、また週末に水替えをし、水草を入れてやり・・・となんだかんだ世話を焼いていると、毎日元気に泳いでいる姿や、エサをパクパクと一生懸命食べるところがなんとも愛らしく、仕事から帰ってきて水槽を覗くのが日課に。
でも冬の寒い季節はさすがに越せないかなと思っていたのに、春になったら、また元気な姿で水面に現れました。メダカの生命力ってすごい!
暖かくなると、いっぱい卵を産んで、約1mmほどの卵から小さな小さな赤ちゃんがたくさん生まれてきます。いっぱい生まれるからっていっぱい育つわけではないんですね。エサの量や日当たりが影響する、わずかな水質の変化でお星さまになってしまうのです。そうすると、大きくなれるメダカって奇跡!なんて、孵化しては感動、日々泳いでいることに感動。気づけば、卵の段階からスマホで撮影し(もちろん動画も)、メダカYouTuberさんを毎日チェック。エサも高級品に切り替え、生餌が良いと聞けば、ミジンコとゾウリムシの養殖にもチャレンジ。完全にメダカの虜、メダ活になりました。
ワンちゃんやネコちゃん、ハムスターもインコも欲しいと思ったことも飼ったこともないのに、こんなにメダカにはまるなんて、自分が一番驚いています。

 

皆さんは、「〇〇活」されていますか。好きなこと、楽しいことがあれば、日々の忙しさの中も楽しめたり、ホッとできたりしますね。
これから日が短くなるにつれ家で過ごす時間が増え、「〇〇活」に絶好の季節到来といえるかもしれません。
すでに活動されている方には、ますますのご発展を、まだ「〇〇活」に出会われていない方にはある日突然の出会いをお祈りしています。
寒くなりますので、かぜなどひかれませんようにご自愛ください。



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